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患者側で感じたこと・・・

10月に入り、76歳の母親の、日帰りでの白内障手術に関わった。私の母親は准看護師として長年病院で勤務し、物心がついた頃から現在に至るまで、私にとっては「強さ」の象徴のような存在である。その母親が、左眼の手術の当日に、入院の受付を待っている際、今までに見たことがないような不安な様子を見せていた。驚きとともに、よくよく母親の姿を見ると、気づかないうちに、こんなにも老いてしまったのだと実感した次第であった。「よく、患者さんには大丈夫って言っていたんだけどね・・・」と不安を言葉にし、溜息をついた母親。20年以上にわたって、私も事務職として病院に勤務し、いろいろな患者さんに接してきたが、患者側家族としてのこのような経験が初めてであることに気づいた。なんとも言えない母親への想いを抱きつつ、看護師さんに付き添われた母親を病室へと見送った。帰りの車中で思った。あの時の母親に、医師や看護師、コメディカルや事務から、冷たい対応や言葉を投げかけられたら・・・。例えば、「私の質問したことだけ答えてください。それだけで良いので・・・」と、不安な言葉を伝えた母親に、そのような返事が返ってきていたら・・・。私は自分の感情を抑えられただろうか?おそらく抑えられなかったと思う。言葉を荒げて、医療従事者に発した時には、警備員に抑えられ、警察を呼ばれたことだろう。カスハラ、ペイハラ・・・。改めて感じたことだが、今回の患者側家族としての経験を、今後の私の仕事に活かさなくては・・・。実際には、その病院の医療従事者の方々は、皆さん親切で、無事に両眼とも手術が終わり、大変助かりました。有難うございました。

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